すみの家

クローン病なのに食事制限をしない夫とスコーン量産工場長の妻

回せ!PDCAサイクル!

おばんです。

先日、こんな事がありました。

 

 

 

元のツイートを見て、なんの気無しに5秒くらいの思いつきでつぶやきました。それが中々の数のいいねがついて驚き。

 

ただ、見返すと中々のクソリプ。そもそも元のツイート主から反応もらえてないし。

 

して、本題ですが。

勤続7年ウンヶ月、まぁまぁ社畜なサラリーマンから見たPDCAサイクルへの思いを書き綴ろうと思う。

 

PDCAサイクルってなーに?


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D4Cじゃないよ。

 

これに関してはよくある「ザ・仕事の基本」みたいな感じで、有名だと思うので完全にネットからの引用で済まします。


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↑これに尽きます。

なにか仕事を行う際、このサイクルでもって進めると円滑に、次に繋がる仕事になりますよみたいな。

 

仕事に限った事ではなく、勉強、スポーツ、修行……など、どんなことにも通じる方法論……といったところでしょうか。

 

個人的な感想ですが、

PDCはどうでもいい。一番の要はAまでその課題を持ってけるか。Aが無いと次に繋がらない……けど、そこまで持ってくのが超つらい。

 

PDCがどうでも良くて、Aこそが要となる理由とは?


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これもD4C。しつこい?

 

本題「PDCがどうでもいいAこそ要」

ネジ締め屋で例えます。

※前提として、納期と目標は決まってることにします。また、面倒くさいのでネジ締め屋には人権が無いことにします。

 

P→納期と目標ネジ締め数から、日あたり、時間あたりの必要なネジ締め数が決まります。もちろん、納品前に確認と修正できるような計画。

D→計画にそって日々、ネジを締めに締めます。

C→締めに締めたネジ達を確認します。品質ヨシ。そして納品。

A→ここまでの仕事の反省・改善。計画に無理がなかったか、品質上げるには?コスト下げるには?納品縮めるには?QCDの観点が中心。

 

ざっとこんな流れです。

これ、かなり理想的な仕事の流れです。現実はネジ屋さんには人権がありますし、しかかり、不良品、納期縮めろとの圧力、体調不良、戦争、貧困……さまざまな要因がネジ締め屋さんには降りかかります。

そんなこんなあっても、残業、休日出勤という力技で乗り越えられます。大概の仕事は時間と物さえあればどーにかなる。

 

ただ、ネジ締め屋さんの仕事は一生です。大概の場合、常に仕事が絶えないよう、1つの仕事が終わりそうになると、次の仕事が入るよう、悪い大人が仕事をいれ続けます。こっちはマジのD4C

 

すると、仕事の流れが変わってきます……

 

P→前の仕事が終わりそうな段階で次の仕事の計画を立て始めます。ネジ締め屋さんには人権がありません。面倒なので、とりあえず納期に対して日当たりのネジ締め数だけ決めて、自分の休み、品質の確認、その他諸々の余裕をもった日程感はあとから調整しよーって感じで計画を完了します。

 

D→ネジを締めに締めます。が、プライベートな用事、早上がりしたい日、気分が乗らない、発注先こと悪い大人の納期短縮の相談という名の恫喝、お腹痛いなど、さまざまな外乱が襲いかかります。がんがえ!ネジ締め屋!

 

C→締めに締めたネジ達を確認します。が、計画が甘いため余裕がありません。でも、ネジ締め屋には人権が無いのでパワープレイで終わらせます。一方この頃、悪い大人達は次の仕事をアホみたいな顔をして取ってきます。

 

A→しません。次の仕事がもう始まります。

 

すると、Aが行われず、PDCの中身が変わらないため、次の仕事も同じ方法、同じ工数(なんなら伸びる)になるため、余力が生まれません。なんなら、パワープレイで乗り越えてしまうとそこを評価されてもっと辛くなります。

 

ここで思うことは、過程(PDC)はどうあれ、改善・反省・振返り(A)をしっかり詰めとくと、次の仕事……つまりサイクル回すのが楽になるんですわな。分かりやすいところだと、手順書や要領書、標準化、治具、プログラムのテンプレ化などなど。そうやって、仕事のQCDをサイクル毎に向上させていくと。

場合によっては仕事の受け方とかそういった反省だって必要でしょう。

 

サラリーマンの現実はどうなのか?


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これもD4Cジョジョ読もう。

 

まぁ、ここまでブツブツ書きましたが、現実はもっと複雑です。

1つの仕事を延々とやる職人ならまだしも、一般的なサラリーマンの仕事というのは多岐にわたるものだと思います。

しかも、前工程、後工程……つまり本当の意味で自分の手元だけで完結する仕事なんてほとんど無いため、PDCAのサイクルを意識的に組込んで回すというのは、結構暇じゃないと出来ないとおもいます。まぁ、「自分、振り返り中なんで次の仕事待ってもらっていいっすか?」なんて言えるメンタルがあれば別ですが。

 

つまり、仕事単位でPDCAを回すのが大切なんですわ。そして、自己満で終わるから個人でやらない。ノウハウを共有する。ってのが大事なのだ思うわけです。

 

まぁ、ダラダラ書いてるけど、末端サラリーマンの本心としては考えるの面倒だから人権派凄腕管理職が回すサイクルに乗せてくれ〜って感じです。

 

おあとがよろしいようで。お休みなさいまし。