お晩です、スミノです。
本日はこちら
先日、近くでイベントがあったので食べてきました。
丸亀製麺に1人しかいない「麺匠」が打ったうどん。
麺匠とは?
麺匠とは?
丸亀製麺には、全国240名いる麺職人の中で、たった一人だけ「麺匠」という称号を許されている職人がいます。それが麺匠 藤本智美です。日々全国の店舗をめぐり、麺の打ち方、茹で方、提供する麺の鮮度などを確認し、丸亀製麺全体の品質管理を行うとともに、厳しい試験に合格し知識と技術を習得した「麺職人」の育成も続けています。
麺職人は5つ星でランク分けされております。
★5……1人(この制度を作った人。丸亀の至宝。当然うどんは打てる)
★4……0人(いないので説明無し)
★3……0人(同上)
★2……3人(マニュアル+気温、湿度に合わせてアドリブが効かせてうどんを打てる)
★1……206人(マニュアル通りに作れる)
★0……その他大勢
※2019年4月末の情報
ちなみに正社員、パートなどで分けてる訳では無いそう。
刃牙で言う愚地独歩、餓狼伝でいう松尾象山といったところでしょうか。
詳しい所は、過去に取り上げているネット記事がゴロゴロあるのでそちらをどうぞ。
いざ入店!
では、入店〜注文へ………
(実は、狙って行ったのではなく、偶然イベント店舗の近くに夫婦で用事があったため来店しました。)
麺匠が作り始める5分ほど前に店舗に到着。行列もなく、とりあえず時間まで車で待機。
余程の丸亀通なのか、早めに店舗に入って、麺匠と写真を撮ってる人も何組かいました。
すげーなガチ勢。言うてもうどんだぞ?
と思いつつ、時間と同時に入店。混んでもいなかったので、すんなり店内に入れました。
注文カウンターの前に、私服の社員がおり、麺匠の打った麺の良さが分かるオススメ品を紹介されます。
曰く、小麦の味、喉越し、噛みごたえを感じるのに最適なのは
釜揚げうどん
釜玉うどん
かけうどん
の3品なんだとか。
そんな説明の後ろで、麺匠、藤本さんが麺を冷水で冷やしつつ、湯で時間の確認、弟子達(?)に色々指示出してます。腕だけ増えてワンオペって感じ。
ここで違和感を感じました…………
人、多くね?
の割には動いてなくね?
と言うのも、
茹でてる1人
冷水で締めてる1人(自分が通ったときは麺匠)
打った生地を製麺機に入れてる1人
何か通路にいる3、4人
後で理由はなんとなく分かりましたが、通常の丸亀製麺では見ない光景に麺匠の影響力を感じました。
そんなこと考えつつ注文カウンターに着。
先週、家の近所の丸亀で釜玉を食べたので比較にもなると思い、釜玉うどんを注文。嫁は「小麦の味を感じたい!」との事で釜揚げうどんを注文。
そこからは普通の丸亀の流れ。うどん受け取って、天ぷら取って、会計、着席。
いざ、実食!
釜玉うどんのイメージ
(すんません。写真取るの忘れてました。)
とりあえず、釜玉うどんを醤油無しで一口。
うん、ツルツルしてモチモチ。でも、こんなもんかな…………と思い…………かけました。
いや、今まで丸亀のうどんを食べた時、「ツルツルしてモチモチする」なんて意識した事あったか?
いや、無い。
先週食った時なんか「あー、やっぱり丸亀は冷たいうどんじゃないとモチモチ感足りねーなー」位に思ってけど、この釜玉、温かいのにツルモチが生きてる。いや、ツルモチが生まれてる。
ここまで読んでもらって「いやそれ、イベント感だから意識したんじゃないの?」って思われますよね?
お前をうどんにしてやろうか。
そう思うのなら、是非、食べに行って下さいませ。ツルモチの誕生を感じられる、麺匠のうどんを。
ちなみに、嫁の釜揚げうどんもツルモチが生まれてました。のどごしツルツル、歯触りモチモチ。
つけ汁なしで少し食べましたが、小麦の風味までは分からなかった……ただ、嫁は風味を感じ取れたらしく、半分程、つけ汁無しのうどんのみで食べてました。オイオイ、死ぬわあいつ。
以上、丸亀の至宝、「麺匠」藤本智美さんの作る至高のうどんの感想でした……
ちなみに帰り際、18時半程でしたが、客入りが昼のピーク位までなっており、「なんか通路にいる3、4人」も忙しなく動き回ってました。
提供の効率上げるためと、普段は現場に出てない麺匠のフォロー要員だったわけですね。そりゃそーか。
麺匠に感謝
麺匠、感動をありがとう
今回の麺匠イベントは年に1~2回ほどのペースで行われているようです。日本全国で実施されているとはいえ、実施店舗が限られておりますので、近くの方は是非食べにいってみてはいかがでしょうか?
そして今回初めて知った方は、頭の片隅にでも記憶していただいて、来年こそ食べてみてください。
最後は藤本さんのインタビューの一部を紹介させてください。
インタビュアー:麺匠にとって、「理想のうどん」ってどんなものでしょうか?
藤本さん:「理想」となると難しいですね。十数年うどんを打っていますが「これだ!」と思えるうどんは、実は数回だけなんです。私にとって理想のうどんは、色は透明感と艶があって、少し黄色い。釜揚げ、かけ、ぶっかけなど、どんな風に食べても、触感はもちもちツルツルで美味しい。食べると小麦の風味がすっと鼻から抜けるようなうどんでしょうか。
藤本さん、今日のあんたのうどん・・・理想のうどん、そのものだったぜ!!また来年、食いにくるぜ!
以上、麺匠のうどん実食体験記でした。